【防災食】おすすめレシピ本「備えいらずの防災レシピ「食」で実践フェーズフリー」、普段の食事が非常食にもなる

想像する防災

料理が苦手で、簡単なレシピでも時間が掛かってしまう。
そもそも作りたいとも思わない。

そんな私のような方は、非常食を考えると結局、インスタントや長期保存食を購入して備えておくことになりませんか?

そんな私のような方が非常食を準備しようとすると、結局インスタントや長期保存食を購入する、といったことになりがちです。

しかし、被災時も普段の食事に近いものを食べた方が余分なストレスがかからないことは間違いありませんよね。

そこで今回は「フェーズフリー」という考え方を取り入れた防災レシピ本を紹介します。

このレシピ本は、普段ある食材の中で作れる料理になっており、簡単です。
作り方も多くて3ステップで完結していますし、説明文も料理をしない方でも分かるように親切で丁寧です。

非常食を考え、備えておくのはもちろん大事ですが、非常食が普段の食事に近いものであると余分なストレスも無くすことができる訳です。

この本を1冊購入するだけで、防災・減災に役立つので、ぜひこの本を見て一度作ってみてはいかがでしょうか。

防災レシピ本の概要

「備えいらずの防災レシピ 「食」で実践 フェーズフリー」になります。

著者は飯田和子さんになります。

この本の根幹は、「いつもの食事を、もしもの食事にすること」になります。

いつもの食事が、いざとなったときにも食べられるものになることで、食に対するストレスの軽減や、普段からある食材を使える利便性を兼ねた「フェーズフリーな食」を提案した内容です。

防災レシピ本に使われる「フェーズフリー」とは

フェーズフリー (Phase Free )とは、平常時と災害時という社会の状態(フェーズ)を取り払い、普段利用しているものが災害時に使えるようにする価値を表した言葉です。

いつも使っているものが、そのまま「もしも」のときに使えるといった事になります。

35の防災レシピは、5つのカテゴリー

この本の目次には35のレシピを5つのカテゴリーで分けています。

  • 主食編 >11品
  • 副菜編 >7品
  • 主菜編 >6品
  • 汁物・飲物編 >7品
  • スイーツ編 >4品

この本を見て35のレシピも驚きですが、スイーツがあることに驚きました。

非常時に糖分は必要で、リラックスするためであったり、エネルギー源になります。

必須アイテムは、ポリ袋とカセットコンロだけ

防災レシピではポリ袋とカセットコンロを使用します。

この本では湯せんを多く使うため、ポリ袋には「高密度ポリエチレン使用」といった表記があるものを使用します。

防災レシピで使う調理アイテムは8つ

料理によって使う物が変わりますが、概ね8つのアイテムのうち2~4つ程度使用する料理が多いように思います。

  • なべ
  • スケッパー
  • ピーラー
  • マイボトル
  • フライパン
  • キッチンバサミ
  • コップ
  • 焼き網

どれもご家庭に置いてあるものばかりで、もし無くても代用も考えられるので、あえて購入しなくても良くなっています。

もし購入した方が良い場合でも、特別なものではないので、すぐに揃えられます。
100均で売っているものもあります。

防災レシピ本は直感的に分かるフォーマット

見開き2ページで1つのレシピになっています。

防災レシピ本の左ページには

1ページ全体に出来上がりの写真が載せてあり、上部にはイメージしやすいタイトルになっています。

一部のタイトルを紹介します。

  • 棒に巻き付けて楽しい!ぐるぐるパン
  • 湯せんで出来る!ぷるぷるオムレツ
  • 実は、みそと緑茶は合うんです!郷土料理 茶節

といった感じで、イメージしやすい。目次にタイトルが書かれているので、選びやすいです。

タイトルの隣には調理器具のアイコンがあります。

アイコンの説明ページでは、調理器具のサイズ、使用目的、調理器具を選ぶためのメリットなど、詳しくかかれており、初心者にも理解しやすく用意できます。

その他には、調理に必要な目安になる調理時間と、料理に必要な材料が載っています。

分量も別ページにある「レシピに関する注意点」で、料理をしない人にも分かりやすい説明が書かれています。

防災レシピ本の右ページには

右ページには、作り方が載っていて、多くても3ステップで完結しています。

調理する上で、注意する個所や、別のおすすめ食材などを「ポイント!」で表記、
レシピに載っている材料でなくても、ちがう食材でもできるといったことを「チェンジ!」と表記しています。

家にある食材に合わせて調理できるわけです。

ページの下部には注目の食材を載せてあり、いろんな視点からのメリットをおすすめしています。

右下に調理する動画がYouTubeで見られるように、QRコードがすべてのレシピに貼ってあるので、文字だけではなく、映像からも理解できるようになっています。
すべて視聴した訳ではないですが、1分~1.5分ぐらいの動画が見られます。

防災レシピ本を見て作ってみました

作ったものは、別の記事にまとめてあるので、詳しくはそちらから見た頂ければと思います。

まとめ

今回ご紹介した
備えいらずの防災レシピ 「食」で実践 フェーズフリー

普段から料理をしない私が、この本を見て作れたことに自分自身が驚いていて、これを気に料理に目覚める…とはいきませんが、この本を見て、他の料理も作ってみたくはなりました。

なにせ簡単で、家にある食材で何とかなるといったメリットが行動に繋げやすい。

著者の飯田和子さんはあとがきで

「フェーズフリーな食」は、「いつでも、誰でも。楽しく、おいしく、簡単に」を演出します。
本書のレシピで「これだけでできるんだ」「簡単だからまたつくってみようかな」「この食材の組み合わせって意外!」など、前向きなご意見をいただけると確信しております。

と、書かれて、まさにその通りの内容です。

自分の料理知識が乏しいのは、恥ずかしいのですが、ぜひ一度この本を購入してみて、普段の生活に取り入れて、家族間で何気なく非常食を作ってみてはいかがでしょうか。

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