【防災知恵袋】土のう・水のうの作り方

慌てないための防災

今回の記事は、浸水被害を軽減するための対策として、土のう・水のうの作り方を紹介します。

川の近くにお住まいの場合、河川の氾濫を心配される方は多いのではないでしょうか?

大雨の対策もいろいろあり、被害を受ける前に事前に備える方法もありますが、今回は大雨の影響からの浸水被害を軽減する方法になります。

河川の周辺にお住いの方、道路の冠水が気になる方に参考になる内容です。

土のう・水のうの作り方は、もしものときの対策です。

被害を受けてからすぐに救助が来るわけではないので、
自分で出来る対策を増やしてみてはいかがでしょうか。

参考資料

土のうを使って浸水被害を軽減

道路からの雨水を防ぐために「土のう」を使って防ぐ方法があります。

用意する物
  • 土のう袋
  • 土、砂

浸水被害の恐れがある地域では、土のうを配布するサービスがあります。

「土のう 配布」で検索すると各自治体のホームページから情報が得られます。

  1. 用意した土のう袋に土、または砂を均等に6割程度入れます。
    (土のう袋を裏返すと、縫い目が内側に入り強度が増します。)
  2. 縫い目を水と反対に向け、平らにして置きます。
    このとき、縫い目と結び目を土のう袋の下に入れ込むように形を整えます。
  3. 2段目からは半分ずつズラして積みます。

ブルーシートでくるむとより浸水を防ぐことが出来ます。

こちらの動画で詳しく説明しています。▼
土のうの作り方・積み方

水のうを使って浸水被害を軽減

ゴミ袋を2重にして、水を半分ほど入れて縛れば「水のう」ができます。

用意する物
  • 45Lほどのごみ袋
  • 段ボール
  • ブルーシート
  1. 作った「水のう」を段ボールに入れ、ブルーシートでくるみます。
  2. 玄関などの入口(浸水を防ぎたい場所)に置くことで防ぐことが出来ます。

こちらの動画で詳しく説明されています。▼
水のうの作成方法

大雨の影響で下水管が満水になり、トイレやお風呂から水が逆流することがあります。

水のうは単体でも使用できるので、もし逆流しても「水のう」を置いてふさげば、吹き出すことも抑えられます。

土のう・水のうについて一言

土のうを使って浸水の被害を軽減する方法は、消防士や自衛隊が行うのでメジャーな対策かと思います。

ただ実際に土のう袋を使って浸水から守るとなると、
そこそこ労力を使うため、女性の方には負担が大きいかと思います。

どちらかと言えば水のうを使った対策の方が現実的ではないでしょうか。

とはいえ、土のうでの対策ほどではないにしても労力はかかります。

事前に側溝の掃除や雨水桝にものが置いていないか確認して、
冠水しないように心がけておくこと、少しでも負担の軽減に繋がることも必要です。

できれば個人での対策ではなく、地域での活動として定期的に清掃活動ができると、
より広い範囲の水害対策ができます。

少しでも自分のため、地域のために減災の参考にして頂ければと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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